皆様には、当組合に対しまして格別のご愛顧を賜っていることに対しまして、心から御礼申し上げます。経済も緩やかに回復をしつつありますが物価高騰等の影響は大きく、今後も厳しい局面が続くものとして、より慎重な対応が必要であると感じています。
さて、当組合は2月からインターネットバンキングを開始し、遠方のお客様の利便向上にも努めているところでありますが、この利便性を窓口に来られましたお客様にもお伝えし、新たな広がりにも期待しているところであります。ここに当組合の現況(令和5年度第42期)をまとめましたので、ご理解を深めていただくための資料として、ご高覧賜りたいと存じます。
宮崎県南部信用組合は、引き続き地域の皆様のお役にたてる金融機関を目指し、経営の健全性と安定化に努めてまいりますので、より一層のご支援とご指導のほど、心からお願い申し上げます。
令和6年7月
理事長 松本 健二
昭和3年5月 | 有限責任外浦信用利用組合事業認可 |
昭和8年5月 | 定款変更の認可を受け、保証責任外浦信用販売購買利用組合に改称。 |
昭和25年2月 | 産業組合法が廃止され、中小企業等協同組合法の規程により名称を外浦信用協同組合に変更。事務所 南郷町大字潟上87の2。地区 南郷町および市木村。 |
昭和42年12月 | 事務所を南郷町大字潟上170の29に移転。 |
昭和49年7月 | 名称を外浦信用組合に変更。 |
昭和51年6月 | 串間市市木に市木支店を設置。 |
昭和53年3月 | 事務所を南郷町大字中村乙8241‒2に移転 |
昭和57年4月 | 外浦、串間両信用組合合併。名称を宮崎県南部信用組合とする。南郷町、串間市、日南市を営業地区とする。 |
昭和60年4月 | 日南市星倉に日南支店を設置 |
平成2年9月 | 北郷町を営業地区に追加。 |
平成20年10月 | ホームページ開設 |
平成20年11月 | 市木支店を廃止、本店へ統合 |
平成21年3月 | 日南市、南郷町、北郷町が合併し、新名称は日南市となり、同時に本店の住居表示が日南市南郷町中村乙8241‒2に変更。また、営業地区を日南市、串間市の二市に変更。 |
平成23年7月 | ICキャッシュカード発行開始 |
平成27年12月 | 優先出資発行 |
平成29年6月 | 松本健二 理事長就任 |
平成30年7月 | 営業エリアを日南市・串間市から宮崎県内全域に拡張。 |
令和元年5月 | 日南支店リニューアルオープン及び本部を日南支店2階に移転。 |
令和元年8月 | 本店・串間支店の隔日営業開始。 |
令和元年9月 | 全店窓口営業時間を15時から16時までに延長。 |
令和3年1月 | 日南支店を新本店とし、旧本店を南郷出張所、串間支店を串間出張所に名称変更。 |
令和3年11月 | 串間出張所の窓口業務を本店に統合(串間相談窓口開設)。 |
令和4年6月 | 本部(6部1室)+営業店を3グループ1室に再編。 |
令和4年11月 | 南郷出張所の窓口業務を本店に統合(南郷相談窓口開設)。 |
令和6年2月 | インターネットバンキング導入。 |
預金業務
融資業務
商品有価証券売買業務
取り扱っておりません。
有価証券投資業務
預金の支払準備及び資金運用のため国債、地方債、社債、株式、その他の証券に投資しております。
内国為替業務
送金為替、当座振込及び代金取立等を取扱っております。
外国為替業務
取り扱っておりません。
社債受託及び登録業務
取り扱っておりません。
金融先物取引等の受託等業務
取り扱っておりません。
付帯業務
組合員の推移(単位:人)
区分 | 令和4年度末 | 令和5年度末 |
---|---|---|
個人 | 4,527 | 4,447 |
法人 | 231 | 233 |
合計 | 4,758 | 4,680 |
総代会の仕組みと役割
信用組合は、組合員の相互扶助の精神を基本理念に金融活動を通じて経済的地位の向上を図ることを目的とした協同組織金融機関です。また、信用組合には、組合員の総意により組合の意思を決定する機関である「総会」が設けられており、組合員は出資口数に関係なく、一人一票の議決権及び選挙権を持ち、総会を通じて信用組合の経営等に参加することができます。
しかし、当組合は、組合員4,680人(令和6年3月末)と多く、総会の開催が困難なため、中小企業等協同組合法及び定款の定めるところにより、「総代会」を設置しています。
総代会は、総会と同様に組合員一人一人の意思が信用組合の経営に反映されるよう、組合員の中から適正な手続きにより選挙された総代により運営され、組合員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保しています。また、総代会は、当組合の最高意思決定機関であり、決算や事業活動等の報告が行われるとともに、剰余金処分、事業計画の承認、定款変更、理事・監事の選任など、当組合の重要事項に関する審議、決議が行われます。
総代は、組合員の代表として、総代会を通じて組合員の信用組合に対する意見や要望を信用組合経営に反映させる役割を担っています。
総代の選出方法、任期、定数等
総代は、総代会での意思決定が広く組合員の意思を反映し適切に行われるよう、組合員の幅広い層の中から、定款及び総代選挙規約に基づき、公正な手続きを経て選出されます。
総代は組合員であることが前提条件であり、総代選挙規程等に則り、自ら立候補した方もしくは組合員から推薦された方の中から、組合員により公平に選挙を行い選出されます。なお、総代立候補者の数が総代定数を超えない場合は、その立候補者を当選者として選挙は行っておりません。
総代の任期は3年とし、総代の定数は110人以内と定めております。(令和6年3月31日現在の組合員総数は4,680人)。
総代会の決議事項等の議事概要
第42期通常総代会が、令和6年6月21日(金)午後4時00分より、日南市南郷町ホテル丸万で開催されました。
当日は、総代定数110名のうち、出席93名(うち、出席50名、委任状出席6名、書面議決者37名)のもと、全議案が可決・承認されました。
第42期事業報告の件
議決事項
令和6年6月30日現在
役職名 | 氏名 | 役職名 | 氏名 |
---|---|---|---|
理事長 | 松本 健二(※) | 理事 | 吉田 美代子(※) |
常勤理事 | 黒原 勇次 | 監事 | 内村 芳成 |
理事 | 本木下 良治(※) | 監事 | 中村 省吾 |
理事 | 黒木 新一(※) | 員外監事 | 長松 利明 |
(注)当組合は、職員出身者以外の理事4名(※印)の経営参画により、ガバナンスの向上や組合員の意見の多面的な反映に努めております。